EOS Kiss X7を買った半年後に買った超広角レンズ。不満点はありつつも、使用頻度で行ったら1-2を争うくらい気に入っている。
X7を使い始めて、半年程度経つとどうしても広角レンズが欲しくなってきてしまった。APS-Cのカメラはセンサーのサイズが小さい分、フルサイズに比べると広角に弱い。特に、10mm(35mm換算で16mm)ぐらいになると選択肢はだいぶ限られてくる。
2013年時点ではCanonのEF-S 10-18mmはまだ発売されておらず、サードパーティ製のレンズの中で悩んだ挙句買ったのがTamronの10-24mmだった。10mmという画角は魚眼を除けば「超広角」の中でもかなり極端な方だし、一方で望遠側が24mm(35mm換算で38mm)というのは、「広角以外でも多少使えます」という範囲でとても便利そうに見えたし、実際のところ便利だった。値段が安め(4-5万円程度)というのも良かった。
超広角レンズの効果は絶大で、街中や景色を撮るのが格段に楽しくなった。
改めて自分のフォトライブラリを見返してみると、風景写真はこのレンズを使って撮ったものばかりだ。このレンズを手にしてから、写真の表現の幅はとても広くなった。
不満点は端の部分の流れ。絞った時にはそこまで気にならないのだが、端の部分が流れやすい。自分の購入した個体固有の問題かと思って一度Tamronに調整をお願いしたのだが、変化はなかったのでそういうものなのかもしれない。
現在は手ブレ補正機能がついたバージョンが発売されているらしい。もし今使っているレンズに問題が起きたら、新しい方も試してみたいと思っている。