iPad Pro(2018) 2ヶ月使ってみての所感

四年ぶりにiPadを新調した。個人的に、毎年少しずつノートPCの代わりにタブレットを持ち歩く生活に移行したいと目標を定めているので、なるべく積極的に2ヶ月使ってみた上での所感です。

4G対応モデルにして良かった

カバンから取り出したらすぐにネットに繋がる、というのが実に便利だ。テザリングだと、一時的にスマホとiPadの両方を操作しなければいけなかったり、認識に時間がかかったりで、出先でいちいちこの手順を踏むのが煩わしかったのだが、それがないのが嬉しい。

「ノートPCからタブレットに移行したい」という主旨と逆行するが、MacBookも4G通信できたらいいのになと思った。

Face IDの性能が良い

Face ID(顔認証)の精度とスピードが思っていたより良くて快適だ。iPhone XのFace IDに比べると圧倒的に速いし、失敗した場合もカメラの位置を案内してくれて自動でリトライしてくれる。全然期待していなかったが、とても快適だ。

これも主旨と逆行するけど、MacBookにもFace ID欲しいなと思った。

写真の現像が捗る

購入前は全く期待していなかったが、USB-Cケーブルで手持ちのカードリーダーを繋いでみたらなんと使えた。SDカードからRAW画像を取り込めるようになり、Lightroomアプリと合わせてRAW現像をできるようになった。Lightroomアプリで直接取り込むことができないため、写真アプリを経由しなければいけないのが面倒だが、これで旅行にMacbookを持っていく理由が一つ減った。

iRig HD 2も使えた

iPad Air 2で使用していたiRig HD 2も、USB-Cケーブルで接続してみたらそのまま使えたので良かった。AmpliTubeアプリを使って録音をしているが、この部分の勝手・機能はiPad Air 2を使っていた頃とあまり違いはない。勿論画面が大きくなった分、多少操作しやすくなったが、その程度。

コーディングをやるのはなかなかきつい

プログラミングをiPadだけでやるのはまだまだ厳しい。もちろん言語にもよるが、やはり制約が多くてノートPCの代替として使うには無理がありそう。

ちょっとしたデバッグ作業とかであれば、SQLクライアントなどのアプリを使うことで、多少はできるが、本格的な開発をやるのはまだまだ難しい。

Go言語を書く機会が多いので、なんとかiPad上で快適に作業するための環境を作れないか思案しているが、ちょっと難しそうな気配。

なかなか満足のケースに出会えない

これも本体を注文してから気がついたのだが、新型iPad Pro 12.9インチモデルにはSmart Coverの販売がない。Smart FolioとSmart Keyboardはあるのだが、前面と背面しか保護してくれないので、落としてしまった時のことを考えるとちょっと不安だ。そこでサードパーティ製のケースを探しているのだが、なかなか新型12.9インチ対応のソフトケースが出てこない。

いくつかケースを試した後、今はこちらのケースを使っていて悪くはないのだが、理想を言えばもう少し軽くて衝撃に強そうなケースが欲しい。

サードパーティキーボードと相性が悪い

そこそこ困っているのがコレ。ケースの問題とも関係してくるのだが、純正のSmart Keyboardは本体保護の点で不安があり、またそこそこ大きくて重いので、サードパーティのキーボードを探している。

ただ、iPadはApple製のキーボードを除いて、JIS配列のキーボードを接続してもUS配列として認識されてしまうという問題がある。なので、実質的に選択肢がApple Magic Keyboardぐらいしかない。最近のMagic Keyboardは矢印キーのレイアウト的にブラインドタッチがやりにくいという問題もあって、悩ましい。

Apple Pencilはなかなか使う機会がない

画面の上に手首を置いた状態で使用できるApple Pencilにはとても期待していたのだけど、残念ながらこちらはあまり使う機会がない。

まとめ

今まで使っていたiPad Air 2(Wi-Fi)に比べると、大分快適になってノートPCの代替として使える場面も増えてきたが、まだまだ道のりは長そう。

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