10連休に改めてARを勉強する日記 その3

いよいよ仕上げ。

Day 7

手元のマーカーのトラッキング精度・パフォーマンスから、ARImageTrackingを使っていたのだが、複数のマーカーを部屋に実際に貼って動作確認していく中で、ARWorldTrackingの方が都合が良いことがわかってきて実装を変更した。ARImageTrackingの方が追跡精度は高いのだが、視界からマーカーが消えた後再認識するまでのラグがあること、そして再認識させるにはある程度マーカーに近づく必要があることの二点がARWorldTrackingでは解消される。精度は下がるのでズレが発生してしまうのだが、マーカーが検出されず操作できないよりはこっちの方が良いと判断した。

シーリングライトに加えて、テレビも操作できるようにした。また、SCNViewのoverlaySKSceneを使って2DのUIをオーバーレイ表示できるようにした。

Day8

朝からジムに行って身体のコンディションを整え、名探偵ピカチュウを見に行った。実写版、しかも中年男性の声ということであまり期待していなかったのだが、令和になってからみたポケモン映画の中では間違いなくダントツの暫定一位だった。

声がなんで中年男性なのか、という部分もちゃんと意味があってよかった。ただ、「名探偵」とついている割にはあまり探偵的なことはやってなかったような。渋谷のTohoシネマズでは、隣の部屋で名探偵コナンが上映されていた。

帰ってからはAbemaTVでソードアートオンライン オーディナル・スケールを観て、ARの表現について勉強。かっこいい。ヒントがたくさんあって、アイデアが色々出てきたけど今回は実装間に合わないな…。

ARアプリの方は物体に3Dのワイヤーフレーム的な枠を重ねる演出とかやってみた。

Day 9

仕上げに入る。

機能的な部分では、まずエアコンを操作できるようにした。

その後演出面で細かい部分をひたすら作り込んで調整し、動画撮影の準備をする。

夜になって動画撮影を始めてから、マーカーの認識精度が低いという問題が明らかになってきた。2つまでなら、そこまでズレが気にならないのだが、3つのマーカーがそれぞれ離れた位置にある状態だと、ズレが無視できないレベルになってきた。色々試したのだが、最終的にマーカーのサイズを2倍の20cmにすることで改善させた。見た目は若干残念だが、時間もないし今回は仕方がない。動画を撮り終えて、寝る。

Day 10

いよいよ完成。とりあえず形になってよかった。本当は七日ぐらいで形になるかなと思っていたが、全然そんなことなかった。

動画を編集して、YouTubeニコニコ動画、Twitterにアップロードした。

また、なぜこれを作ったのか、という投稿を書いた。

後でまた色々書こう。

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