Ruby on Railsでウェブサービスを作る時に便利なサービス・ライブラリ 2012

シンプルなウェブサービスや業務用システムを作る際に、僕は基本的にRuby on Railsを使っています。RoRを使ったアプリ開発では用途に応じて数万のgemを使うことができますが、個人的なここ一年の経験から汎用的で導入の価値が高いと感じているgemとサービスを紹介します。

Heroku

gitレポジトリのホスティング+Railsアプリのホスティングをやってくれるサービス。gitレポジトリにソースコードをpushするだけで自動的にアプリの最新版をサーバーにデプロイしてくれるので、非常に便利です。PostgreSQLも無料で使うことができます。サーバーの契約・構築・デプロイなど、コーディング以外の作業を大幅に省略できます。必要になったら有料プランでサーバーの増強なども可能。(ちなみにRails以外にも対応)
Heroku | Cloud Application Platform

Haml(haml-rails)

一度Hamlに慣れてしまうとerbなんて面倒臭くて書いていられません。
haml-railsプラグインを使えば、Gemfileにて

gem "haml-rails"

を追加するだけで、そのプロジェクトではerbの代わりにHamlを使えるようになります。
indirect/haml-rails

Bootstrap(twitter-bootstrap-rails)

ご存知twitterがリリースしているCSSフレームワーク。これをいれるだけで、適当なHTMLを書いてもそれっぽく見えてしまったり、メニューバーやドロップダウンメニュー、タブなど便利なコンポーネントを簡単に記述できます。
公式ではありませんが、twitter-bootstrap-railsというgemを使うとこれまた簡単にRailsプロジェクトにBootstrapを導入できます。
seyhunak/twitter-bootstrap-rails

OmniAuth

ユーザ参加型のサービスは勿論ですが、そうでないサービスでも管理機能へのアクセス制御、あるいはサービス全体へのアクセス制御等、多くのケースではなんらかの形でユーザ認証の仕組みが必要になります。deviseなどを使って自前のユーザ認証を行ってもよいのですが、自分が作ったサービスであってもユーザ作成・管理の手間は小さくないのでFacebookやTwitter、GMailアカウントを使って認証できるOmniAuthの方がおすすめです。
特に業務用のシステムでは、GMail認証 + ドメイン指定の組み合わせるととても便利です。(Google Appsを導入している場合)
intridea/omniauth

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