mixiが9月にリリースしたDeployGateというサービスを使ってみました。
一言で言ってしまうとAndroid版TestFlightのようなサービスで、apkをアップロードするとDeployGate経由でテストユーザがアプリをインストールできる、というサービスです。Androidの場合、iOSと違ってapkをウェブにアップロードしておくだけで端末に簡単にインストールできるので、この手のサービスはあまり必要ないかなと思ったのですが、試しに使ってみた所よい感触を得ました。
CIとの相性が良い
コマンドラインからapkのアップロードができるようになっています。Jenkins等のCIツールを使ったデプロイ自動化を考えた際に、とても便利です。
リモートログが便利そう
これはTestFlightにもありますが、テスト用にインストールしたユーザの端末で発生したエラー等をウェブ上で確認できます。テストでどういう事態が起きているのか少ない労力で把握できるので便利ですね。
ウェブサイトが使いやすい
とても失礼ですが、mixiが作ったの?というくらいスマートで動作が軽くわかりやすいデザインで、非常に好感を持ちました。
シンプルでわかりやすい
機能がそこまで多くない分、使い方がわかりやすいです。TestFlightはTeamやらDistribution Listやら、色々と機能が多い代わりにはじめて使う人はその仕組みを理解するのに時間がかかるので、その点DeployGateは実にシンプルでわかりやすいです。
結論
というわけで、あまり注目していなかったですが実際に使ってみたらかなり良さそうだったので、しばらく活用してみようと思います。
DeployGate – 開発中のアプリの配布をびっくりするぐらい、簡単に
余談ですが、ここまでスマートなサービス・デザインを作る力があるのであれば、mixi本体の方も同じように頑張ってくれればいいのになと思いました。