appledocのGUIフロントエンドを作りました

先日の記事で書いたアップル風のドキュメントを生成できるツールappledocが気に入ったのでGUIフロントエンド「ringoman」を作りました。(名前は同僚の名前から)
doxygenで生成したドキュメントに比べてappledocで生成したドキュメントが目的に近いものを出力でき、かつ美しく読みやすいため早速仕事の方でもappledocを使いたいと考え始めました。先日の記事にも書いた通り、appledocはまだただのコマンドラインツールでdoxygenに比べると色々面倒な部分があったので、GUIフロントエンドを自作してみました。

目的

  1. 自分以外の人にも手軽にドキュメント生成してもらえるようにしたい
  2. ドキュメント生成対象のソースコードとそうでないソースコードを指定可能にしたい

特に仕事で使う上では後者に対する個人的なニーズが強かったので、それを実現するための機能をつけました。appledoc自体にはディレクトリ単位で対象となるソースコードを渡す形になるので、一度ringomanの方で対象としたいソースコードのリストを作ったらそれらを一時ディレクトリにコピーし、そのディレクトリをappledocに読みにいかせる、という方法で実現しています。これで大分目的を達成しやすくなった、仕事で使える。

配布

ソースコードをgithubにて公開してます。一応バイナリもここにアップロードしておくので、ビルドが面倒な人はここからどうぞ。
ringoman001.zip (Snow Leopard用、無保証です)
当然ながらappledocのバイナリ本体が必要なので、適当な場所にインストールしておいてください。(ringomanの起動時にパスを設定するダイアログがでてきます)
 

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