OpenCV 2.1がリリースされていたので、インストールしなおしてみた。
前回のインストールから少し状況が代わっていたので、再度備忘録的な意味でポスト。
OpenCV 2.1のインストール
1. Xcodeのインストール
Xcodeの最新版3.2.4をインストール。
iPhone SDKでも可。
2. CMakeのインストール
http://www.cmake.org/cmake/resources/software.html
OpenCVのコンパイルにCMakeが必要になるので、CMakeの最新版2.8.0のMacのバイナリ版をインストール。
3. OpenCVのソースコードのダウンロード
http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/
OpenCV 2.1.0のソースコードをダウンロード。
解凍してできたディレクトリの下にreleaseディレクトリを作る。
4. CMakeでConfigure + Generate
ソースコードのディレクトリをOpenCVのソースコードを解凍してできたディレクトリに、
ビルドディレクトリに先ほどつくったreleaseディレクトリを指定する。
Configureボタンを押すとウィザードが始まる。
Specify native compilersを選択
C: /usr/bin/gcc-4.0
C++: /usr/bin/g++-4.0
BUILD_NEW_PYTHON_SUPPORTにチェックがついているとエラーになってしまうので、このチェックを外してもう一度Configureする。
今度はエラーがなくなったので、Generateする。
5. ビルド+インストール
ターミナルを起動し、先ほどつくったreleaseディレクトリに移動しビルド+インストールする。
make
sudo make install
これでOpenCVのインストールは完了。
この状態では
ライブラリやヘッダーは/usr/local/lib、/usr/local/include/opencv…等の場所にインストールされる。
動作確認
1. 新しいCommand Line Toolアプリの作成
動作確認用に新しいCommand Line Toolを作成する。
2. プロジェクトの設定
アーキテクチャ: 32bit Universal
有効なアーキテクチャ: i386とx86_64のみを残して、他のppc系を削除する
ヘッダ検索パス: /usr/local/include/opencv
にそれぞれ変更する。
3. ライブラリの読み込み
「追加」->「既存のファイル」で
/usr/local/lib/libcv.dylib
/usr/local/lib/libcxaux.dylib
/usr/local/lib/libcxcore.dylib
/usr/local/lib/libhighgui.dylib
を追加する。
4. テスト用コードのはりつけ
http://opencv.jp/sample/video_io.html
main.cにビデオ入力の確認用のサンプルプログラムを貼付ける。
動いた。
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