Non consumableプロダクトとRestoreボタン


最近妙に目立つ位置にアプリ内課金用のRestoreボタンが追加されたアプリが多いなと思ったら、どうもアプリ内課金で購入したプロダクトのリストアに関する審査が少し変化してきているようです。

In App Purchase Programming GuideのMaking a Purchase > Restoring Transactionの項には、下記の一文があります。

However, if your application supports product types that must be restorable, you must include an interface that allows users to restore these purchases.

リストア可能なプロダクト(Non consumableプロダクトと購読型のプロダクト)に関しては、ユーザがデバイスを買い替えたときなどに「リストア」するためのインターフェイスを用意しなければいけない、とのことです。

Non consumableプロダクトは、二重に購入しようとすると「既に購入済みです云々〜」というアラートが表示され、二重課金は発生しないような仕組みになっています。二重に購入されそうになった場合は、初回購入時と同じ挙動(広告を非表示にしたり、機能を有効にしたり)をすることで、二重課金せずに機能をリストアすることができ、多くのアプリケーションでこのような実装がされています。確認してみたところ、2012年7月現在リリースされているAngry BirdsのMighty Eagleの購入もそのような実装になっているようです。

今まではそのような実装でも審査でひっかかることなくリリースできていたのですが、どうやらここ数ヶ月くらいでこの部分に関する審査が厳しくなったようです。実際僕も先週アップデートを申請したアプリケーションが、「リストア」ボタンがないという理由でリジェクトされてしまいました。気になっていろいろ調べてみると、同じような理由で審査にひっかかる例がポツポツでてきているようで、最近気になっていた不自然な位置に突然リストアボタンが現れたアプリというのもこの影響を受けてのことかもしれません。

どうやら先にあげたAngry Birdsのようにリストア用のUIがなくてもリリースされているアプリもあるので、リストア用UIがないと100%審査にひっかかるわけではなさそうです。ただし、ユーザからしてみるとデバイスを買い替えた際などに、課金されないとわかっていても再び「購入」を実行するのは心理的ストレスがあると思うので、わかりやすい場所にリストア用UIを設置するようにしたほうが良さそうですね。

参考


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です