Web AR開発用のJSライブラリ AR.js

これまでARアプリを作るときはARKitを使うことがほとんどだったが、マルチプラットフォームで動くライトウェイトなARアプリを作る機会があり、Web ARを試すことになった。Web ARを実現するためのライブラリは多数存在するが、2024年現在もっとも多く使われているライブラリは調べる限りAR.jsのようだ。サポートしているブラウザの種類や資料の数をみても、今の所AR.jsを使わない理由はなかったのでAR.jsを試してみることにした。

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VSCodeのLive ServerとLocal Port ForwardingでスマホからJSの動作確認する

VSCodeでLive ServerとLocal Port Forwardingを使うと、手軽にVSCodeで編集中のHTML/JSをスマホのブラウザから開いて動作確認できる。

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Google Slideのスライドをスクリプトで生成する

Google Apps Scriptに用意されているSlidesサービスを使うと、プログラムでスライドを新しく生成することができる。

https://developers.google.com/apps-script/reference/slides/slides-app

SlideAppクラスのcreate メソッドを使うと全く新しいスライドを新規で生成できるが、まっさらなスライドに要素を追加していく処理を全てスクリプトで書くのは結構大変なので、ベースとなるスライドをコピーするアプローチをとった方が何かと楽だ。

// srcFileId: コピー元のスライドのID
// filename: コピーして作られたファイルにつけるファイル名

const copy = DriveApp.getFileById(srcFileId).makeCopy(filename);

// 特定のフォルダに配置したければmoveToを呼び出す
// copy.moveTo(DriveApp.getFolderById(targetFolderId));


const newSlideId = copy.getId();

ファイルのコピーはSlidesサービスではなくDriveサービスのmakeCopyで行う。

const slide = SlidesApp.openById(newSlideId);

コピーしたスライドのIDをSlidesAppのopenByIdの引数に渡す形で、スライドを開き編集していくことができる。

const firstSlide = slide.getSlides()[0]
firstSlide.insertTextBox('Hello');